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手術後1日目(入院5日目) [子宮筋腫 子宮全摘開腹手術 入院・手術]

前日に子宮全摘出開腹手術を受け、お腹全体の痛みに耐えながら
何度も寝ては起きるを繰り返しました。
部屋の外が少しづつ明るくなってきました。
やっと朝が来ました。

お腹の傷が痛むし、同じ体勢で寝るので腰も痛い。

お腹が痛いのはもちろん、全身が重い。
起き上がれなくてトイレに行けないので
尿管から尿を出してくれているのがわかります。
食事もできないので、栄養剤の点滴がなくなったら
きちんと確認をして、私が言わなくても交換して下さいました。
看護師さん、本当にありがとうございます。(涙)

お腹が痛くなると、背中にチューブが入っているので
硬膜外の痛み止めのスイッチを押しますが、あまり効いてる気がしないです。
と言うと、座薬の痛み止めを入れてくれました。
よく効くというわけではないのですが、痛みは少しマシになりました。
おかげで、2時間ぐらい熟睡できました。

目が覚めたころに、検温です。37.2℃でした。
微熱です。昨日からずっと体が熱いと思うはずです。
血圧もあいかわらず高いみたいでした。
数値を見ることができなかったのですが、高いですね~と。

足のマッサージ器をとってくれました。
あまり気にならないと思っていましたが、取ってもらうとやっぱり楽でした。

主治医でない先生が診察にみえました
後で知ったのですが、途中で私の手術に加わって下さったそうです。
「微動だにしないけど、大丈夫?」と先生に聞かれました。
一ミリも動けないし、動きたくもない。
それぐらい全身が重くて、お腹が痛かったです。
呆然として、きっと目の焦点が定まってなかったと思います。
辛くてしんどかったです。

先生の診察で、傷口がいい状態だと言われたので
やっとお水を飲むことができます。
ペットボトルに差す、曲がるストローを準備していましたが
(入院持ち物リストに書いてありました。)
看護師さんが、吸い飲みに水を入れて持ってきてくれました。
ベッドのリクライニングで体を起こし、吸い飲みを渡してくれました。

やっとお水が飲めました。とてもおいしかったです。^^

尿管を取ることになりました。
息を吐いて下さいと言われ、そっと抜いてくれました。
違和感はありますが、痛くはありませんでした。
尿管を抜いたということは、今からトイレは自分で行かないといけません。
もうちょっと尿管入れといてくれたらいいのに~。

体が動かないのに、行けるかなあ?
体を回復させるため、なるべく歩いた方がいいと言われましたが
歩く自信はまったくありません。無理です。(汗)
「トイレに行きたくなったら、ナースコールで呼んで下さいね。
付き添いますから。」と言われました。
個室なので、ベッドからトイレまではたった2メートルぐらいしかないのに、
体が重いし、お腹が痛くて動けません。歩けません。
トイレに行きたくない~。

ずっと寝ていましたが、辛いので暇だとまったく思いませんでした。
ボーっとしていましたが、トイレに行きたくなってきました。
昼頃、トイレに行ってみようと思いました。
「必ずナースコールで呼んで下さい。絶対に一人でトイレに行かないで下さいね。」
と言われたので、看護師さんに来ていただきました。

「まずゆっくり起き上がってベッドの端に座って下さい。」と言われたので
その通りに、手術後初めて手をついて起き上がろうとすると、
お腹が痛い~!体が動かない~!つらい~!
自分で起き上がるのは練習なので、看護師さんは手伝ってくれません。

なんとかベッドの端に座ると、
「そのまま立って下さい。立つだけですよ。まだ歩かないで下さいね。」
立つだけでも辛い!
「どうですか?歩けそうですか?」
「しんどいです・・・。」と言うと
「一度座りましょう。」
一息休んで、また立ってよろよろしながらトイレまで歩き、
便座の前に立つと看護師さんがパジャマと下着をおろして
便座に「よいしょ」という感じで座らせてくれました。←自分で座れません。
用を足す時は、看護師さんはドアを閉めて外で待っててくれました。
ゆっくり立って下着とパジャマを上げて、ゆっくりドアの外に出ました。
トイレの水も流してくれました。←忘れたのではなく自分で流す余裕がない。
あ~、すっきりした。(笑)

この日は写真を撮る余裕がまったくありませんでした。
前日に撮った個室の写真をどうぞ。

病院の個室

見づらいですが、取っ手がある引き戸がトイレです。
ベッドからそんなに離れてないのに、
術後に歩いてトイレに行くまでが本当に辛かったです。
四人部屋にはトイレがないので、手術後に個室に移動するのは納得です。

その後、寝るまでに2回ぐらい、一人でふらふらになりながらも
トイレに行くことができました。

14:00頃、看護師さんが温かいタオルで全身を拭いて下さり、
パジャマも着替えさせてくれました。前開きのパジャマが便利でした。
まさに介護されている感じでした。
洗髪室があるのに、残念ながら髪の毛は洗ってもらえませんでした。

テレビを見る気にならず、本を読む気にもならない。
ただ寝ていました。
お腹の痛みが強くなったら、硬膜外の痛み止めのボタンをカチッと押しました。
これをこの日は繰り返しました。

起き上がれないので食事ができません。
そのために、栄養剤の点滴を一日中受けていました。
頻繁に検温と血圧測定がありました。
体温はずっと37℃台の微熱で、血圧も高いままでした。

看護師さんに「明日からまた食事が始まりますからね。」と言われました。
ずっと座ってられないのに大丈夫かな?食べられるかな?

不安に思いながらも、明日が少しだけ楽しみになりました。




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